こんにちは、金田です。
前回投稿から随分間があいてしまいました。
今回は、ASP Japan合同会社様 (以下、ASP様) にBacklog助っ人サービスの【Backlog導入支援サービス】をご利用いただく機会がありましたので、そのご紹介をさせていただこうと思います。
ではまず、ASP様の業務内容と今回弊社サービスをご利用いただいた経緯からご紹介いたします。
ASP Japan合同会社 様について
低温滅菌により医療器材の劣化を抑制する滅菌システムである「ステラッド®」シリーズや、
2003年に発売した歴史ある内視鏡洗浄器「エンドクレンズ®」シリーズなどの販売をされている企業様です。
滅菌領域
■医療機器の滅菌に関連する製品
ASPは世界初となる過酸化水素ガスプラズマ滅菌システムステラッド®を開発、ステラッド®は低温滅菌器として安全性が高く短時間滅菌を実現しました。
低温滅菌器市場のマーケットリーダーとして、革新的な製品やサービスを提供しています。
洗浄・消毒領域
■軟性内視鏡の洗浄消毒に関連する製品
ASPは高水準消毒薬ディスオーパを開発し、高い安全性、短時間消毒、使いやすさを実現しました。高水準消毒分野のブランドリーダーとして、軟性内視鏡洗浄消毒器エンドクレンズ®と合わせ、軟性内視鏡リプロセスの質・効率の向上に貢献しています。
今回弊社サービスをご利用いただいた経緯について
今回、ASP様においては、顧客対応の二つの業務においてBacklogの利用を開始されています。
国内数千にもおよぶ医療機関に対して製品を納入しているため、社内メンバーをはじめ関係各社ともタスクの共有・見える化を進められたいとの事でした。元々はExcelで各タスクの状況を共有されていたそうです。
Backlog助っ人サービスに対しては、下記のような点を期待してお声がけいただきました。
- ワークフローに則したBacklogの運用ルール策定
- 実業務に併せた適切なタスク粒度の設定
- Backlog利用方法のサポート
弊社のソリューション
ご要望を受けて、弊社からは下記のようなサービスをご提供いたしました。
- Backlog運用ルールのベースを作成
- 今回ASP様はBacklogのご利用が初めてということもあり、「自身のタスクを終えたら課題の担当者を次の担当者に変更する」「自分宛の通知は必ずチェックする」など、Backlogを利用する上での原則のようなものも含めてルール化させていただきました。
- 弊社との連絡用プロジェクトを立ち上げていただき、課題を使ってタスクの状況を共有
- このプロジェクトを使って、お客様にも親子課題の見え方や利用方法の確認などを行っていただきました。
- オンラインによる利用方法等のサポート
メンバーの皆さんに積極的にBacklogに触れていただくことができたため、結果的には思ったより導入がスムーズに進み、当初お約束していた作業時間が余ってしまうくらいでした。
(余ってしまった作業時間を利用してBacklog APIを利用した簡易的なツールをご提供しておりますが、そのご紹介はまた別の機会に。)
事例の特徴など
今回の事例では「各医療機関の担当者に対して、他医療機関の情報は開示しない」という要件がありました。
Backlogの仕様上、同一プロジェクトの参加者にはすべての情報が開示されますので、今回は「医療機関ごとに1プロジェクト」とすることを提案させていただきました。
今後プロジェクト数が増えるにつれ色々不便な面が出てくるとは思いますが、立ち上がりの段階ではBacklogの基本的な機能 (ダッシュボードやプロジェクトをまたいだ課題の検索など) を利用していただくようにしました。
また、前述のツールも補助的にご利用いただいています。
お客様の声
「大きなプロジェクトでも、沢山の小さな課題に分けられ、それぞれの課題の進捗及びメンバーの動きが見えるようになり、フォローしやすくなりました。
また、沢山のプロジェクトを同時に管理できるようになり、社外の方とも情報共有をしやすくなりました。」 (プロダクトマネージャー様)
ASP様、ありがとうございました。またのご利用お待ちしております!