第13回 ITテクニカルセミナーレポート

第13回 ITテクニカルセミナーレポート

2012年5月24日、第13回ITテクニカルセミナーを開催しました。

今回もオープントーンらしさを出すために、ご来場いただいた皆様にオープントーンオリジナルICカード入の封筒を配布し、 入口でタッチしていただく入場形式にしました。

弊社社長の佐藤より、ITへの熱い思いを乗せた挨拶で開幕しました。
今年も多くの方に参加して頂き、誠に有難い限りです。

セミナー終了後の恒例の懇親会では、講師の方に直接話を聞いたり、最近興味のある技術話に花が咲いたり、はたまたちょっとここでは書けないプライベートな話題で盛り上がったりと、ご参加いただきました皆様の良い交流の場になったのではないでしょうか?

今回のレポートを読んでいただき、次回のセミナーに少しでもご興味をもっていただけたら幸いです。

講演内容

  • 【注記】
     本ページでご提供する資料・情報は技術交流の意で公開するものであり、商用利用をはじめ個人的な目的以外での利用は認めておりません。また、内容については一切責任を負えませんのでご了承ください。
HTML5とWindows Phoneが拡げる業務アプリケーション開発の選択肢
【講師】株式会社オープントーン 業務ソリューション事業部

「HTML5」や「Windows Phone」、言葉としてはご存じの方も多いと思います。
「はじめに」的な説明書きは詳しい書籍に任せるとして、本講演では、具体的なキーワードをいくつかピックアップして掘り下げてご紹介し、「業務アプリケーションでの活用可能性」という観点からご紹介したいと思います。
HTML5で記述するWindows Phoneアプリケーションや、WebRTCを使ったコミュニケーションなどいろいろなチャレンジを具体的なコードを交えながらご紹介します。


【社員コメント】

HTML5と言うとcanvasを話題とする事が多いですが、Windows Phoneとの連携を試みるところが斬新でした。
また、アンケートでもデモを交えての講演がわかり易かったと好評でした。

個人的にはimpress.jsを使ってプレゼン資料が作成されていたのに驚かされました。
HTML5+CSS3+Javascriptの可能性を体感することができました。

中規模プロジェクトでのJenkinsの運用を支える技術
【講師】株式会社ヌーラボ 中村 知成

CI(継続的インテグレーション)ツールとして、デファクトスタンダードの位置を確立したJenkins。
Jenkinsを本格運用していくと、プロジェクトがすぐに増えてしまいプロジェクトの管理が大変になります。
この発表では、プロジェクトが増えたJenkinsを効率良く管理するための方法をご紹介します。


【社員コメント】

中村さんは昨年もJenkinsについて発表して頂きました。今年はさらに一歩踏み込んだ内容を発表して頂きました。
実際に運用で得た経験を元にされた内容でとても貴重なお話を聞かせて頂きました。

現在プロジェクトでJenkinsを利用している方や利用を検討している方は一読の価値アリです!

Java以外で始めるHadoopによるビッグデータ活用
【講師】株式会社オープントーン 鈴木 優一

Apache Hadoopは大規模データの分散処理を支えるJavaソフトウェアフレームワークであり、基本的にはJavaで記述することが想定されています。
しかしながら既存システムがJava以外の場合でも諦める必要はありません。
今回はJava以外の言語を使い、基本となるMapReduceやHive、PigなどHadoopの魅力あるアプリケーションを活用する方法を実例紹介を交えながら解説します。


【社員コメント】

ビックデータを抱える企業に注目の的であるHadoop。
Java以外の言語でも容易に開発できるのは既存システムとの連携を考えるととても重要なトピックだったと思います。
特に標準入出力に対応している言語であればHadoopが使用出来てしまうのには驚きでした。

Windowsユーザでも気軽に作れるiPhoneアプリ
【講師】株式会社フォーサイト・バリュー・テクノロジー 山本 健一

iPhoneアプリを作ってみたい。けれど、Macを持っていない。
そんな方でも、「Flex」を使用することで、iPhoneアプリの開発はできます。
今回の発表では、Windows上でのiPhoneアプリ開発環境の構築から、既存APIを利用したWEB上の商品検索機能の作成まで実践的な部分も含めてご紹介します。


【社員コメント】

iPhoneアプリをWindowsでも簡単に開発できるのは大きなアドバンテージだと感じました。
ActionScriptが書ける人は是非一度お試しください。

開発説明では実際の画面キャプションが多かったため、開発の流れがとてもわかりやすく、イメージし易かったです。

要件を実現する為の課題対策事例
【講師】株式会社オープントーン 高田 淳志

弊社の取引先に世界に拠点を持つ建設業のお客様がいらっしゃいます。
いくつかの業務システムの開発を担当していますが、ネットワーク狭帯域での利用や機密性の高いコンテンツの取扱い等、よくありがちなWebシステムではカバーできない要件を実現するためにいろいろなアプローチで臨んできました。
本講演では、「どのような課題」に対して「どのような対策・対応」で取り組み、要件を網羅してきたかをご紹介したいと思います。
皆様がお客様に提案をされる際のヒントになるものが一つでもご紹介できればと思います。


【社員コメント】

技術を紹介するのではなく、過去にあった事例を元に参加者に考えることを促す斬新な内容でした。
アンケートでも面白かった、勉強になったとの声が多数聞かれました。

ユーザーの要件を本当に実現できているか、もっとよい方法があるのではないかといろいろと考える良い機会となりました。




ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
このページをご覧いただいた皆様、次回は会場でお会いいたしましょう。