【No.24】ソフトウェア評価

こんにちは、Hです。

No.23でお話しした通り、システム・アーキテクチャの選定を実施しています。
先週は今回のメイン部分となるソフトウェアの評価を目的としたサンプル開発を実践してもらいました。

金曜日にそのサンプル開発をレイヤー(プレゼンテーション、ビジネスロジック、データアクセス)ごとに比較コードレビューをしたのですが、同じ処理をするのでも最近はコード量がかなり少なっていることに気づかされます。一方、簡単にそれを実現できることもあれば、設定ファイルの記述方法などなかなかわかりづらいものもありました。他にも以下のような意見が上がりました。

・ビジネスロジックレイヤーに無理にDIコンテナを導入しようとすると苦労も多くなる。
・国産のFWで日本語だからと思っていると体系だった情報が少なく、英語の情報が豊富なFWのほうが簡単だったりする。
・モックからの移植が楽だと画面変更も容易に対応しやすい。
・データアクセスはORM、外部SQLそれぞれメリットがあるので両方対応できるとよい。

私はマネージャという立場なので、その結果を受けて技術的にチャレンジしたいとか、このFWを利用してみたいということだけで判断はできません。そのFWを導入後、顧客にとってのメリット、開発者にとってのメリット、ひいては開発するシステムの今後といったことを含めてユーザに提案する必要があります。

そんな中で遅い時間まで評価をしてもらったメンバーには大変感謝しています。中には予定を延期してまで対応してくれたメンバーもいました。(大変申し訳ないです。。。)

最終的な決定まではまだステップがいくつか残っていますが、機能性、使用性、効率性といった面においてはある程度方向性が出せそうになってきました。来週に信頼性や保守性といった観点での評価を加えて、ユーザに第一版を提示できればと考えています。

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