みなさんこんにちは。ohbaです。
そろそろ年度も切り替わり、新しいプロジェクトが始まる方も多いのではないでしょうか?
みなさん、ソフトウェアの品質はどの様に確保していますか? その手段の一つにテストを入念に行うというものがあります。
私も高い品質を確保する為には十分な試験するのが一番確実であると思っています。
でも、大半のプロジェクトでは十分な試験を行うにはあまりにも時間が掛り、そのような十分な試験期間が取れないのが現実ですよね。
よって、以下の点がリスクとして挙がってきます。
- 試験そのものに時間が掛かる。
- バグがあると試験が進まなくなる。
- バグが発生した時の手戻りが大きい。
その対策として一つは試験を自動化して試験効率をあげると言うものがあります。
このブログでもHさんが投稿しているように自動化ツールを駆使して大量の試験を網羅し、品質を担保していく方法です。
これによって、1のリスクを軽減できます。
それ以外の対策として今回はピアレビューを薦めたいと思います。
ピアレビューとは作業成果物に対して作成者以外の人<ピア(peer:同僚)>がその成果物を調べ、欠陥を見つけ改善の機会を提供するものです。
まあ、みなさん何かしらのレビューは行なっていると思います。
ピアレビューを行うことで以下の効果が期待できます。
- 短時間でバグの摘出ができる。
- 早い工程でバグが摘出でき、手戻りが少ない。
- バグを摘出しても、その先のロジックをレビュー出来る。
- レビューを行うことで、チーム内で知識の共有が出来る。
また、ピアレビューの種類として以下のようなものがあります。
- アドホックレビュー
- ピアデスクチェック
- パスアラウンド
- ペアプログラミング
- ウォークスルー
- チームレビュー
- インスペクション
これらは、下に行くほど堅い(公式な)レビューになっていて、それぞれ使い所・効果が異なります。
次回はこれらレビューの説明と効果について書きたいと思います。
Hasta la vista!