■問題
ア:インバスケットは、一定時間内に数多くの問題を処理させることによって、
問題の関連性、緊急性、重要性などに対する総合的判断力を高める技法である。
イ:ケーススタディは、日常の開発業務の中で、先輩や上司が個別に指導し、
実体験から知識を習得させる技法である。
ウ:ブレーンストーミングは、参加者に特定の役割を演技させることによって、
各立場の理解や問題解決力を高める技法である。
エ:ロールプレイングは、参加者のアイディアを批判することなく、
またそのアイディアから新たなアイディアを導き出そうとする創造的問題解決に
適した技法である。
■解説
教育手法の問題です。
「研修」などの教育にかぎらず
実務を通して学んでいただくものも含めております。
■答え
ア:正
イ:誤 OJT(On the Job Training)
ウ:誤 ロールプレイング
エ:誤 ブレーンストーミング
■現場では
「教育」というものを、日々の業務の中でどれほど意識できているでしょうか?
仕事に対する、お客様からの評価基準は、主に「品質」と「コスト」であり
「教育」は、評価されにくいものだと思います。
なので、ついつい手をぬきがちなのではないでしょうか。
しかし、「教育」をすることにより全体のレベルが上がり
後々の「品質」「コスト」によい影響を与えることは明白です。
教育に要する工数との兼ね合いになりますが、
教育手法を知ること、実施することは大切だといえます。