Project Coin 2進数リテラルと整数リテラル区切り文字

t.Yです。

Java SE7ではProject Coinの一環として「2進数リテラルと整数リテラル区切り文字」という言語仕様が追加されました。

今までは、HTMLで表記する色の定義や、体系のある数字、2進数は下記のように定義していたと思います。

[code language="Java"]    
    // 色の定義
    int deepskyblue  = 0x00bfff;
    // 体系のある数字
    long creditCard  = 999912345678L;
    // 2進数
    int binaryDigits = Integer.parseInt("0001001001001000", 2);
[/code]

微妙に読みにくいと思いませんか?2進数に関しては変換してますね。

そんな読みにくい、使いにくい文法を良くしようというのが、Project Coinです。
Java SE7からは下記のように定義できるようになりました。

[code language="Java"]    
    // 色の定義
    int deepskyblue = 0x00_bf_ff;
    // 体系のある数字
    long creditCard = 9999_1234_5678L;
    // 2進数
    int binaryDigits = 0b0001_0010_0100_1000;
[/code]

数値にアンダースコアを含めることができるようになりました。
また、2進数を意味する接頭語「0b」が使えます。

ほかにも便利になった文法などがありますので、興味がある方は「Project Coin」で検索してみてください。 

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