前回に続いて今回もプロジェクト改善ネタです。
みなさんの現場ではプロジェクトが終わった後に
振り返りや反省会のようなことはされているでしょうか?
それなりにされていることだと思います。
そこで有意義な議論が重ねられ、「ここをこう直そう!」といった前向きな意見が出ると思います。
・・・とここまではいいとして
この後にこの前向きな意見が実際に実施され、
またその改善効果を計っているとなるとどれぐらいになるのでしょうか?
私たちもまだまだ改善効果をしっかり測れているとはいえない状況です。
一方、この前向きな意見を実現させるために工夫していることがあります。
それは「みんなの前で発表してもらうこと」です。
そしてその実現時期を決めてしまうことです。
プロジェクトメンバーみんなの前で発表することで
それを実施するということをコミットすることになります。
もちろん発表した内容は一覧化して、ステータスを管理します。
また実現時期も1週間以内に設定してしまいます。
こうすることで「改善熱」があるうちに終わらせてしまえるからです。
この熱が冷めると「まあいいか」症候群に陥りがちです。
一番いいのは日々改善するということが習慣化されることだと思いますが、
目の前のタスクに追われてなかなか取り組めなかったりするものです。
プロジェクトの振り返りという節目のタイミングとエネルギーを利用して
次のプロジェクトをよりよい形でスタートさせられるといいですね。