こんにちは、Hです。
3連休はみなさん、いかがお過ごしですか?
現場を離れて、現場を眺めてみるといろいろ手つかずのことが多いことに気付けます。
そのうちの1つ、レビューについて今日はお話ししたいと思います。
■対象とするレビュー
私たちのチームでは1つのプロジェクトにつき、下記のようなレビューを実施しています。
・要求分析の結果レビュー
・方式案のレビュー
・設計書のレビュー
・コードレビュー
・結合テスト観点のレビュー
・サブシステムテスト計画・観点のレビュー
プロジェクトによっては他にもレビューが発生しますが、最低限上記のようなレビューを実施しています。
■レビューの目的
成果物の品質を担保するという大きな目的がありますが、それ以外にレビューで指摘されたことの共有や時には姿勢・考え方にまで指摘事項が及ぶことがあります。レビューを通して、チーム形成を実践しているわけです。
レビューには準備する側、レビューする側ともにそれなりの時間が必要となります。
またされる側としては決まった人にレビューされることによる安心感みたいなものも生まれているようです。
■最近のレビュー
一方で常に同じ人が指摘をすることによる弊害が出てきています。
見方が偏るということもありますが、指摘をできる能力を持った人材が育たないというのが大きな点です。
そこで一部レビューについては各チーム内で責任を持って実施し、品質を担保してもらうよう依頼をしました。逆にPMとしての自分はその結果のチェックに回るようにしました。これによってチーム間できちんとレビューをしてもらう習慣を育てるのと同時に、自分は余った時間でレビューのためのチェックリストを作成しようと思います。
最初はなかなか思う通りにいかないかもしれませんが、これを通じてチームリーダーのレビュー力、ひいてはチーム全体のレビュー力をあげていければと考えています。