こんにちは、Hです。
みなさんGW明けの一週間いかがでしたか?
頭や体がなまっていませんでしたか。
私は、初日はロースターとでしたが、2日目からエンジン全開でいきました。
おかげさまで推進中のテストではしっかりと不良も検出でき、
またメンバーの働きも素晴らしく一気にヤマ場を駆け上がっているところです。(^^)
さて今日は現場で実践しているリスク管理についてご紹介したいと思います。
■リスクを共有する
リスクといった場合、何か行動を起こす場合に損失を出す可能性のようなことを指しますが
プロジェクトにおけるリスクの場合は「何もしないことで悪い方向に進んでいく」でとらえたほうが心構えとしてはよいのではないかなと考えています。
おおむねプロジェクトでは何か手を打たないと気づいたら「あれ?」という状況になることが多く、
仮に今は何も手を打てなかったとしても、こういったことが起こるということを知っておくことが大切だと思うからです。
またリスクが顕在化したときにそれを良い方向に持っていくか、もっと悪い方向に持っていくか、
それはリスクに対する準備であったり、進め方によるものだと思います。
そんなこともあり、週1回のリーダーMTGでは各チームにおけるリスクを共有するようにしています。
■共有する内容
現場全体でリスク管理表を使って共有しています。
リスク管理表には下記のような項目を定義しています。
・起票日
・起票者
・プロジェクト番号・プロジェクト名
・リスク区分(スケジュール、コスト、品質、etc)
・リスク内容
・現在の状況
・トリガーポイント
・リスクに対するアクション(対応策)
トリガーポイントは、そのリスクが顕在化するかもしくは顕在化しかねないポイントを定義して、
そのポイントになったらアクションを起こすというものです。
特に各チームを超えた対応というのが、PM(=自分)に求められる役割で
リソースのアサイン、顧客への働きかけなどこのリーダーMTGで決定していくことになります。
■プロジェクト運営における効用
プロジェクトは順調に言っているときは進捗状況も順調に見えるし、各メンバーもゆとりを持って作業に当たれます。こういった状況をキープするためにはいろいろ先に手を打っておく必要がありますし、それをするのがPMの仕事の1つだと思います。またチーム間で状況を共有することでお互いの情報をやりとりしたり、テストやタスク連携もスムーズになっているように感じます。
今後も習慣づけてみんなでリスク管理していけるようにしたいですね。
それではまた。